
コールマンのリュック「ウォーカー25」ってどんな使用感なんだろう?
実際に使っている人のレビューが知りたい。
今回は上記の方へ向けて、コールマンのウォーカー25を使ってみたレビューをしていきます。
本記事の内容
- 基本情報まとめ
- 実際に使ってみてわかった感想レビュー
- 性能を7項目で評価
- 類似・ライバル商品を解説
☑筆者情報
- 買って良かったもの、悪かったものを正直にレビューしていくスタイル
スペックや詳細情報を盛り込みつつ使用感を詳しく書いていくので、
- どういった特徴を持っているのか知りたい方
- 使用感や感想が気になる方
はご覧ください。
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
解説動画はコチラ↓
コールマン ウォーカー25の基本情報・スペックまとめ
サイズ | 幅31㎝×高さ45㎝×奥行20㎝ |
容量 | 25L |
重さ | ブラックヘザー⇒585g、ブラックヘザー以外の色⇒570g |
素材 | ナイロン・ポリエステル他 |
人気のある定番サイズの25Lの仕様。
重量は約570gと非常に軽いので、軽量かつ沢山荷物を詰められるリュックを使いたい方に向いているタイプです。

ブラックヘザーだけ少し重い585gだけど、どちらにしても超軽い。
旧モデルとの違い
ウォーカー25は2022年にモデルチェンジが行われました。
主な変更点は次の通りです↓
内側の生地を黒から白に変えることで視認性を向上させ、荷物の整理をしやすくなった
フロントジッパーが水平から斜めに変更
サイドのコンプレッションベルトが斜めから横方向に引くタイプに変更
フロント部分に付いていたリフレクターが無くなる
色のラインナップ

人気なのは「ブラック」と「ブラックヘザー」。
毎年入れ替わりで色んなデザインが発売されている。
☑ブラック
☑ブラックヘザー
☑ヘリンボーン
☑ホワイトヘリンボーン
☑フォレストグリーン
☑バターナッツ
飛行機の機内持ち込みは可能
一般的な飛行機の国内線・国際線の機内持ち込みできるリュックの大きさは3辺の合計が115cm以内。
なおかつ3辺それぞれの長さが55cm×40cm×25cm以内で重量10kgまでとなっています。
ウォーカー25は幅31㎝×高さ45㎝×奥行20㎝なので、機内持ち込み可能です。
コールマン ウォーカー25のデザイン・外観レビュー
次に外観についてレビューを書いていきます。
正面
無駄のないシンプルかつオーソドックスなフォルム。
街歩き・通勤・通学・レジャー・旅行等、ジャンルを問わず背負えるデザインです。

男性でも女性でも気軽に背負って出かけられる。
撥水加工が施された柔らかくてサラサラとした素材を使い、肌触りが良いです。
一回り大きいサイズの「ウォーカー33」と並べてみるとこんな感じ↓

ロゴ
ロゴは刺繍が施されているタイプ。
「Coleman」の文字がカッコよく仕上がってます。

いいね。
ラベルも標準装備されています。
ファスナー部分
ファスナーにはコールマンのロゴ入り。
つまみやすいように紐が付いていて開閉の時に便利です。
一番大きな収納スペースのファスナー部分には雨避けのための被せ/ジッパーフラップが付いていて、少量程度ならファスナー部分からの雨の侵入を防げる仕様。
被せをめくるとこんな見た目になります。
めくった方が開閉はスムーズなので、雨が降っていない時はめくっておくのもアリだと思います。
側面
側面にはポケットがそれぞれ1つずつ配備。
500mlのペットボトルと折りたたみ傘を収納できます
背面部
背面部はメッシュ素材が使われていて、通気性が良い。
ムレにくく、さらに柔らかくクッション性があるので、背負い心地はバツグンです。

ソフト。
ショルダー部分は太くて厚めのしっかりとした質感のパッドを採用。
肩への負担を減らす設計です。

ショルダー部分の裏側はメッシュ素材。
蒸れにくい。
チェストベルトとウエストベルトがあり、装着するとリュックと体との密着度が上がって揺れが減り、疲労軽減に役立ちます。

登山など、重い荷物を背負ってハードに動く時に役立つ。
なで肩の人でもチェストベルトを付ければショルダーのズレ落ちがなくなり、ストレスが減る。
ウエストベルトを使わない時は底にある二つの輪っかに通して収納するとスッキリとした見た目になります。
底
底の部分は耐久性に優れた素材を使っていて擦っても傷が付きにくい作り。
上部
上部には手持ちできる取っ手が一つ。
持ち運ぶこともできます。
背負ってみた状態の見た目
背負ってみた着用イメージを見ていきます。(身長175㎝/男)
〇中身空っぽの状態で背負ってみた後ろからの様子↓
〇中身空っぽの状態で背負ってみた横からの様子
〇荷物をマックスで入れた状態で後ろから見た様子
〇荷物をマックスで入れた状態で横から見た様子
丁度良いサイズの印象です。
コールマン ウォーカー25の機能性・ポケットレビュー
次に機能性や各部分のポケット・内部構造を見ていきます
メイン収納1
メイン収納は広々とした作り。
着替えやテキストなど、なんでも入る感じです。

街歩きや通勤・通学などの普段使い、もしくは1泊2日の小旅行とかにピッタリ。
ファスナーは結構下の方まで開くので、物の出し入れがしやすい作り。
背面部にPC・タブレット収容スペースもあります。

15.6インチのパソコンは直にしまえば入るけど、ソフトケースに入れてしまおうとすると入らないくらいのサイズ感。
スリーブポケットは薄くてクッション性もあまりないので、パソコンをしまう時はソフトケースに入れておきたいかなと。

大きめのパソコンを入れたい場合はタブレット収容スペースではなく、普通の収容スペースの所に入れておけばOK。
耐久性とかも考慮すると、14インチ/1.5kgくらいまでのパソコンが適していると思います。
メイン収納2
メイン収納の手前にもう一つ大きめの収容スペースあり。
こちらも結構深さがあり、物がたくさん入る。
色々区分けされているポケット付きなので、小物類を入れるのにも適しています。
コチラのファスナーも下の方まで開き、物の出し入れがしやすい。
小物を入れるとこんな感じになります↓(漫画の単行本やモバイルバッテリーがすっぽり入るサイズ感)
サブ収納
さらに最も外側の部分にも収納スペースが2つあります。

上から入れるポケットと横から入れるポケット。
それぞれ独立していて内部は繋がっていない。
この2つも広さがあるので、小物等をしまっておけます。
横から入れるポケットの収納スペースは以下の通り↓
500mlのペットボトルを縦に2本入れてファスナーがちゃんと締まるくらいのサイズ感です。
縦から入れるポケットの収容スペースは以下の通り↓
500mlのペットボトルを縦に3本、上部に1本の計4本を入れてファスナーがギリギリ締まるくらいのサイズ感です。
実際に荷物がどれだけ入るか実験
実際に荷物が最大どれだけ入るか試してみた結果、これだけの量が入りました↓
【メインの収納スペース①】
パソコン(15.6インチ)/お弁当箱
タオル/スポーツウェア上下(半袖半ズボン)
パーカー/スウェット
【メインの収納スペース②】
筆箱/ノート・テキスト類10冊/財布
【サブ収納】
ナシ
【サイドポケット】
500mlのペットボトル&折りたたみ傘

容量の95%以上を使用中。
十分入る。
コールマン ウォーカー25のメリット
ウォーカー25を使ってみて感じたメリットは以下の通り。
超軽い
収納スペースが広め
コスパが良い
背負い心地が良い
自立できる
撥水加工がありがたい
カラーのラインナップが豊富
超軽い
約570g程度の軽量設計で非常にラク。
リュックは重いものだと単体で1~1.5kgくらいするので、それらと比較するとかなり体への負担は小さいです。
収納スペースが広め
25Lの設計ということもあり、大きな収納スペースが2つと中サイズの収納スペースが2つあるので、十分に荷物を入れられる。
もっと大容量が良いなら一回りサイズの大きい「ウォーカー33」の方が良いと思いますが、街歩きや小旅行程度なら十分カバーできると思います。
コスパが良い
コスパが良いのも嬉しい。
他社の同クラスのリュックだと倍以上するものも多いので、価格を抑えて良いものを買いたい方に向いていると思います。

安い。
背負い心地が良い
背中が当たる部分は柔らかく通気性に優れている。
また、肩に当たる部分のパッドは厚く作られていて痛くなりにくいので、背負い心地が良いと思います。
自立できる
ウォーカー25は底が広くて平らなので荷物を詰めた時に自立しやすい。
自立できるかできないかを重視している方も多いので、この点はメリットでしょう。
撥水加工がありがたい
撥水が施されているので、少量の雨くらいなら大丈夫な仕様。
この点はメリットです。
カラーのラインナップが豊富
10種類くらいカラー展開されているので、好みのデザインを選びやすいと思います。
コールマン ウォーカー25のデメリット
ウォーカー25を使ってみて感じたデメリットは以下の通り。
防水加工ではない
生地は薄め
防水加工ではない
ウォーカー25は撥水加工で完全な防水加工じゃないので、濡れることが予想されるシーンで使うならちょっと微妙。
同じくコールマンから発売されている「シールド30」や「シールド25」はウォーカー25より少し重くはなりますが、防水仕様なので、撥水ではなく防水が良いならシールドシリーズの方がおすすめです。

シールドシリーズは完全防水&スクエア型のリュック。
生地は薄め
超軽量ゆえに、割と生地は薄め。
普通に使う分には特に問題ないと思いますが、超重いものや壊れやすいものを入れる予定があったり、分厚い生地のリュックを欲しい方には向いてないと思います。
性能を7項目で評価
性能を7項目で評価していきます。【各10点満点】
収容力:8.5/10点
大きな収納スペースが2つと中サイズの収納スペースが2つある25Lなので、収容力はまあまあだと思います。
背負いやすさ:9/10点
先述した通り、背中が当たる部分は柔らかく通気性も良く、ショルダー部分のパッドは厚く作られていて背負い心地が良いと思います。
また、ウエストベルトとチェストベルトが備え付けられている所も高評価ポイントです。
機能性:8.5/10点
撥水加工がされている他、前側部分には小さなポケットが2つあり、小物を取り出しやすいようになっていてウエストベルトとチェストベルトも装備。
十分な機能性という印象です。
軽量性:9.5/10点
約580gの設定は超軽量な部類。
疲れにくさ重視の方にイチオシです。
頑丈さ:8.5/10点
頑丈さは「アウトドア用リュックの中で標準的」辺り。
だいぶ軽くて素材も柔らかい印象なので、重くて硬い物を沢山入れるならもっとゴツくて高耐久素材を使った重量級リュックの方が良いと思いますが、普通に使う分には必要十分だと思います。

デザイン・質感:8.5/10点
非常にオーソドックスなデザインで質感も普通な感じなのでまあまあなデザイン性といったところ。
ただ、大人気ゆえにカラーのラインナップが沢山あるので、その点は非常にメリットだと思います。
コスパ:9.5/10点
製品のクオリティと収容力を踏まえると超コスパの良いリュックだと思います。

コスパ最強!
他社の同クラスのリュックだと平気で1万円オーバーする。
類似・競合リュックの紹介
ライバルリュックを紹介していきます。
コールマン ウォーカー 33
ウォーカーシリーズの幅34㎝×高さ51㎝×奥行22㎝の33Lバージョン。
25より一回り大きいので、もっと大容量のリュックを使いたいという場合に合うと思います。

コールマン シールド 25
完全防水&スクエア型の「シールド」シリーズの主力モデル。(幅27㎝×高さ44㎝×奥行15㎝、25L)
ウォーカーより少し重いですが、防水仕様なところはメリットです。

防水性を重視するならシールドが良い。

コールマン シールド 30
完全防水&スクエア型の「シールド」シリーズの30Lモデル。(幅30㎝×高さ48㎝×奥行17㎝、30L)

ノースフェイス ホットショット 27L
ノースフェイスの大人気リュック。(幅30.5㎝×高さ50㎝×奥行20㎝、約920g、27L)
ウォーカー25に軽さとコスパは負けますが、もっと高耐久かつ機能性が高いタイプです。

ノースフェイスのベストセラー。

コールマン ウォーカー25はこんな人におすすめ
- 快適な背負い心地を求める人
- 広々とした収納スペースが欲しい人
- 軽さ重視の人
- コスパ重視の人
こんな人には向いてない
- 完全防水仕様を求める人
- 頑丈で高耐久の重量級リュックを使いたい人
軽さと容量の広さが魅力のコスパに優れた大定番リュック
今回は「コールマン ウォーカー25」のレビューを書いてきました。

圧倒的な軽さと容量、背負いやすさ、コスパの良さが魅力のリュック!
軽くて荷物がいっぱい入り、なおかつ安くて機能性にも優れたリュックを使いたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回は以上です。
【今回紹介したリュック&バッグ一覧】
☑ブラック
☑ブラックヘザー
☑ヘリンボーン
☑ホワイトヘリンボーン
☑フォレストグリーン
☑バターナッツ