
ノースフェイスのリュック「ボルト27L」(ヴォルト27L)ってどんな使用感なんだろう?
実際に使っている人のレビューが知りたい。
今回は上記の方へ向けて、「ノースフェイス ボルト 27L」(THE NORTH FACE VAULT 27L )を使ってみたレビューをしていきます。
本記事の内容
- 基本情報まとめ
- 実際に使ってみてわかった感想レビュー
- 性能を7項目で評価
- 類似・ライバル商品を解説
スペックや詳細情報を盛り込みつつ使用感を詳しく書いていくので、
- どういった特徴を持っているのか知りたい方
- 使用感やサイズ感、感想が気になる方
はご覧ください。
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
ノースフェイス ボルト/ヴォルト 27L の基本情報・スペックまとめ
サイズ | 幅30㎝×高さ47㎝×奥行18㎝ |
容量 | 27L |
重さ | 約770g |
素材 | ポリエステル |
型番 | NF0A3VY2 |
人気のある定番サイズの27Lの仕様。
重量は約770gと軽めなので、軽量かつ沢山荷物を詰められるリュックを使いたい方に向いているタイプです。
色のラインナップ
カラーは5種類近くあります。
ブラック/TNFホワイト/ミッドグレー
キャバーングレー/カーキストーン/シャーディブルー
ミッドナイトぺトロール

人気なのは「ブラック」。
毎年入れ替わりで色んなデザインが発売されている。
飛行機の機内持ち込みは可能
一般的な飛行機の国内線・国際線の機内持ち込みできるリュックの大きさは3辺の合計が115cm以内。
なおかつ3辺それぞれの長さが55cm×40cm×25cm以内で重量10kgまでとなっています。
ボルトは幅30㎝×高さ47㎝×奥行18㎝なので、機内持ち込み可能です。
ノースフェイス ボルト/ヴォルト 27Lのデザイン・外観レビュー
次に外観についてレビューを書いていきます。
正面
無駄のないシンプルかつ少し縦長なフォルム。
街歩き・通勤・通学・レジャー・旅行等、ジャンルを問わず背負えるデザインです。

男性でも女性でも気軽に背負って出かけられる。
撥水加工が施された柔らかくてサラサラとした素材を使い、肌触りが良いです。

撥水加工が施されていて、多少の雨なら弾く仕様。
前面部の両サイドにあるナイロンベルトは「デイジーチェーン」と呼ばれるパーツで、本格的な登山ではカラビナや紐を通して用具をぶら下げておけます。
同じ27Lのノースフェイスの大人気リュック「ホットショット27L」と並べてみるとこんな感じ↓

ロゴ
ロゴは刺繍が施されているタイプ。
「THE NORTH FACE」の文字がカッコよく仕上がってます。

定番ロゴ。
下部にも「VAULT」と刺繍が施されています。
ファスナー部分
ファスナーはつまみやすいように輪っかが付いていて、なおかつ緩めの作りで少ない力で開きやすいタイプです。
側面
側面には深めのポケットがそれぞれ1つずつ配備。
500mlのペットボトルと折りたたみ傘を収納できます。
背面部
背面部はクッション性と通気性に優れた作り。

まあまあな背負い心地。
背骨に沿って備え付けられている溝があり、負担を減らす設計。
ショルダー部分は広めかつ少し薄め。
裏面はこちら↓
ショルダーにはの両サイドに薄いベルトが付いていて、物を引っかけておけるようになっています。
チェストベルトがあり、装着するとリュックと体との密着度が上がって揺れが減り、疲労軽減に役立ちます。

登山など、重い荷物を背負ってハードに動く時に役立つ。
なで肩の人でもチェストベルトを付ければショルダーのズレ落ちがなくなり、ストレスが減る。
チェストベルトは上下にスライドさせて位置を変えられるので、体格に合わせて調整しやすいです。
底
底の部分は耐久性に優れた厚手の素材を使っていて擦っても傷が付きにくい作り。
上部
上部には手持ちできる取っ手が2つ。
持ち運ぶこともできます。
背負ってみた状態の見た目
背負ってみた着用イメージを見ていきます。(身長175㎝/男)
〇中身空っぽの状態で背負ってみた後ろからの様子↓
〇中身空っぽの状態で背負ってみた横からの様子
〇荷物をマックスで入れた状態で後ろから見た様子
〇荷物をマックスで入れた状態で横から見た様子
丁度良いサイズ感の印象です。
ノースフェイス ボルト/ヴォルト 27Lの機能性・ポケットレビュー
次に機能性や各部分のポケット・内部構造を見ていきます
メイン収納1
メイン収納は広々とした作り。
着替えやテキストなど、なんでも入る感じです。

街歩きや通勤・通学などの普段使い、もしくは1泊2日の小旅行とかにピッタリ。
背面部に15インチ以下のPC/タブレット収納スペースがあります。
手持ちの15.6インチのパソコンはPC収納スペースに入らないのですが、普通の収納スペースの所には入りました。
スリーブポケットは薄くてクッション性もあまりないので、パソコンをしまう時はソフトケースに入れておきたいかなと。
耐久性とかも考慮すると、14インチ/1.5kgくらいまでのパソコンが適していると思います。
サブ収納
メイン収納の手前にもう一つサブの収容スペースあり。
こちらは色々区分けされているポケット付きなので、小物類を入れるのに適しています。

メインの収納スペースの半分くらいの深さ。
物が取り出しやすい。
メッシュ状のポケットと、ファスナー付のポケットがあります。(ファスナーはSBS製)
内部にはフックが付いていて、鍵などを引っかけておけます。
自立力について
底が広めで平らなので、荷物を詰めた時に自立しやすいタイプです。
実際に荷物がどれだけ入るか実験
実際に荷物が最大どれだけ入るか試してみた結果、これだけの量が入りました↓
【メインの収納スペース】
パソコン(15.6インチ)/お弁当箱
パーカー/スウェット
ノート・テキスト類10冊
【サブの収納スペース】
タオル/スポーツウェア上下(半袖半ズボン)
筆箱/財布
【サイドポケット】
500mlのペットボトル/折りたたみ傘

たっぷり入る。
ノースフェイス ボルト/ヴォルト 27Lのメリット
ボルト27Lを使ってみて感じたメリットは以下の通り。
収納スペースが広め
背負い心地が良い
装備が少なめでスッキリとした見た目
撥水加工がありがたい
コスパが良い
カラーのラインナップが豊富
収納スペースが広め
27Lの設計ということもあり、十分に荷物が入る。
もっと大容量が良いなら一回りサイズの大きい「ビッグショット33L」の方が良いと思いますが、普段使いや小旅行程度なら十分カバーできると思います。
背負い心地が良い
背中が当たる部分は柔らかく通気性に優れている。
もっと快適な背負い心地を求めるなら「ホットショット27L」の方が向いていますが、ボルトもまあまあ良いと思います。
装備が少なめでスッキリとした見た目
ウエストベルトやサイドベルトが無く、細かな装備も必要最低限に減らしている感じなので、見た目がスッキリしている。
あまり色々装備が付いてないシンプルさを好む方に向いていると思います。
撥水加工がありがたい
撥水が施されているので、少量の雨くらいなら大丈夫な仕様。
この点はメリットです。
コスパが良い
ノースフェイスのリュックの中では価格が安く、コスパに優れている。
同じ27Lのホットショットより6000円前後低めの価格設定です。
カラーのラインナップが豊富
5種類くらいカラー展開されているので、好みのデザインを選びやすいと思います。
ノースフェイス ボルト/ヴォルト 27Lのデメリット
ボルト27Lを使ってみて感じたデメリットは以下の通り。
防水加工ではない
生地は薄め
機能性や頑丈さはそこそこ
防水加工ではない
ボルトは撥水加工で完全な防水加工じゃないので、濡れることが予想されるシーンで使うならちょっと微妙。
同じくノースフェイスから発売されている「ヒューズボックス2」はボルトより重くはなりますが、雨に強い仕様なので、防水対策のリュックが欲しい方にはおすすめです。
生地は薄め
割と軽量ゆえに、生地は薄め。
普通に使う分には特に問題ないと思いますが、超重いものや壊れやすいものを入れる予定があったり、分厚い生地のリュックを欲しい方には向いてないと思います。
機能性や頑丈さはそこそこ
ベルト類、ストラップなどを付けて置けるパーツ、ポケット類はやや少なめで、機能性や頑丈さはそこそこといった印象。
コストを下げるために色々工夫していると思います。

機能性と耐久性重視ならホットショット27Lの方がおすすめ。
性能を7項目で評価
性能を7項目で評価していきます。【各10点満点】
収納力:8.5/10点
大きな収納スペースが1つと中サイズの収納スペースが1つある27Lなので、収納力はまあまあだと思います。
背負いやすさ:8.5/10点
先述した通り、背中が当たる部分は柔らかく通気性も良く、まあまあ背負い心地が良いと思います。
また、チェストベルトが備え付けられている所も高評価ポイントです。
機能性:8~8.5/10点
撥水加工がされている他、背面部にはクッション性もあり、通気性も良好。
超高機能なタイプではないと思いますが、十分な機能性という印象です。

本格的なアウトドア向けというよりも、普段使いや1泊2日の旅行などに向いている。
軽量性:8.5/10点
約770gの設定は25L辺りのリュックの中ではやや軽量な部類。
疲れにくさ重視の方に良いと思います。
頑丈さ:8.5/10点
頑丈さは「アウトドア用リュックの中で標準的」辺り。
軽くて素材も柔らかい印象なので、重くて硬い物を沢山入れるならもっとゴツくて高耐久素材を使った重量級リュックの方が良いと思いますが、普通に使う分には必要十分だと思います。

デザイン・質感:8.5~9/10点
非常にオーソドックスなデザインで質感も普通な感じなのでまあまあなデザイン性といったところ。
ただ、大人気ゆえにカラーのラインナップが沢山あり、装飾が少なくてスッキリとした見た目なので、その点はメリットだと思います。
コスパ:8.5/10点
コスパはまあまあ。
製品のクオリティ、収納力、「ノースフェイス」というブランド力を踏まえるとコスパの良いリュックだと思います。

ノースフェイスのリュックの中ではだいぶお手頃価格。
類似・競合リュックの紹介
ライバルリュックを紹介していきます。
ノースフェイス ホットショット 27L
ノースフェイスの大人気リュック。(幅30.5㎝×高さ50㎝×奥行20㎝、約920g、27L)
軽さとコスパはボルトに負けますが、もっと高耐久かつ高機能なタイプです。

普段使い向けのリュックの大定番。
ベルト類が多く、パーツや素材が強靭。

ノースフェイス ビッグショット 33L
ホットショット27Lを一回り大きくしたバージョン。(幅32.5㎝×高さ54㎝×奥行20㎝、約1000g、33L)
ホットショットと同格の機能性を持ちつつ、沢山荷物が入るリュックを使いたい方におすすめです。

ホットショットに並ぶベストセラー。

ノースフェイス BC ヒューズボックス2
ボックス型の大人気リュック。(幅31.5㎝×高さ45.5㎝×14㎝、約1065g、30L)
四角い形状で雨に強いタイプが良いならヒューズボックスの方がおすすめです。

教科書などの四角いものを入れるのに適したタイプ。
自立しやすい。
コールマン ウォーカー 25
コスパと軽量性に優れたウォーカーシリーズの人気リュック。(幅31㎝×高さ45㎝×奥行20㎝、約580g、25L)
ウエストベルトやサイドベルトが付いていて、なおかつもっと安くて軽いリュックを使いたい方にはおすすめです。

頑丈さは同じくらいの印象。
ベルト類多めが良いならウォーカー25、少なめが良いならボルト27がそれぞれ向いている。

ノースフェイス ボルト/ヴォルト 27Lはこんな人におすすめ
- 快適な背負い心地を求める人
- 広々とした収納スペースが欲しい人
- 軽さ重視の人
- ベルトやストラップが少なめでスッキリとした見た目のリュックが好きな人
- コスパ重視の人
こんな人には向いてない
- 完全防水仕様を求める人
- 頑丈で高耐久の重量級リュックを使いたい人
- 高機能さを重視する人
軽さと容量の広さが魅力のコスパに優れたノースフェイスの人気リュック
今回は「ノースフェイス ボルト 27L」のレビューを書いてきました。

心地良い背負い心地、広めのサイズ感、軽さ、スッキリとした見た目、コスパの良さが魅力のリュック!
荷物がいっぱい入り、背負いやすく、お手頃価格のノースフェイスの人気リュックを使いたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回は以上です。
【今回紹介したリュック&バッグ一覧】