
ノースフェイスのリュック「BC ヒューズボックス2 30L」ってどんな使用感なんだろう?
実際に使っている人のレビューが知りたい。
今回は上記の方へ向けて、「ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L」(THE NORTH FACE BC FUSE BOX 2 30L )を使ってみたレビューをしていきます。
本記事の内容
- 基本情報まとめ
- 旧型との違い
- 実際に使ってみてわかった感想レビュー
- 性能を7項目で評価
- 類似・ライバル商品を解説
スペックや詳細情報を盛り込みつつ使用感を詳しく書いていくので、
- どういった特徴を持っているのか知りたい方
- 使用感やサイズ感、感想が気になる方
はご覧ください。
結論は、
です。
では、早速紹介していきます。
- ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255の基本情報・スペックまとめ
- ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255のデザイン・外観レビュー
- ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255のの機能性・ポケットレビュー
- ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255のメリット
- ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255のデメリット
- 性能を7項目で評価
- 類似・競合リュックの紹介
- ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255はこんな人におすすめ
- 物の出し入れのしやすさ、耐久性、防水性の高さが魅力の大定番リュック
ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255の基本情報・スペックまとめ
サイズ | 幅33㎝×高さ46㎝×奥行15㎝ |
容量 | 30L |
重さ | 約1065g |
素材 | 1000デニールリサイクルポリエステル(TPEファブリックラミネート加工済み) |
型番 | NM82255 |
大容量サイズの30Lの仕様。
沢山荷物を詰められるリュックを使いたい方に向いているタイプです。

素材は1000デニールリサイクルポリエステル。
濡れや汚れに強くなる「TPEファブリックラミネート加工」が施されていて、耐久性バツグン。
色のラインナップ
カラーは30種以上あります。
ブラック/サミットゴールド/TNFレッド×ホワイトデューン
TNFブラック×TNFホワイト/クリアレイクブルー
ダスティーモーブ/アルパインなど

人気なのは「ブラック」。
毎年入れ替わりで色んなデザインが発売されている。
特にアマゾンだと色んな色が売られていています。
新型と旧型の違い
ヒューズボックス2は旧型がありますが、新型との違いをまとめると以下の通りとなります↓
〇BC ヒューズボックス2 30L NM82255(新型 この記事で解説)
⇒2018~2019年頃から展開中。
〇ヒューズボックス
⇒旧型。
新型のNM82255との違い↓
☑ヒューズボックス2には外側の両サイドにポケットがありますが、ヒューズボックスには付いていない
☑ヒューズボックスにはリュックの内部にボトルホルダーがありますが、ヒューズボックス2には付いていない
☑ヒューズボックス2は環境に配慮した高強度の生地を採用し、水濡れや汚れに強く、高い耐摩耗性を持つ
☑パソコン収納スペースの生地がヒューズボックス2はフワフワしている一方、ヒューズボックスではビニール素材
☑ヒューズボックス2のショルダーはヒューズボックスよりも幅が広く、クッション性が高い

2はサイドポケットが内部から外部に設置され他、使われている素材がバージョンアップした。
サイズ感はどちらも同じ。
飛行機の機内持ち込みは可能
一般的な飛行機の国内線・国際線の機内持ち込みできるリュックの大きさは3辺の合計が115cm以内。
なおかつ3辺それぞれの長さが55㎝×40㎝×25㎝以内で重量7~10kgまでとなっています。

重さはJALやANAが10キロ、格安航空会社(LCC)は7キロまでが多い。
ヒューズボックス2は高さ46㎝×幅33㎝×奥行15㎝なので、機内持ち込み可能です。
ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255のデザイン・外観レビュー
次に外観についてレビューを書いていきます。
正面&ロゴ
四角い形状が特徴的なフォルム。
街歩き・通勤・通学・レジャー・旅行等、ジャンルを問わず背負えるデザインです。

いいね!
かなりしっかりとした素材(1000デニールリサイクルポリエステル)を使い、耐久性がありそうな見た目です。

防水加工が施されていて、雨や汚れに強い仕様。
ロゴはプリントが施されているタイプ。
「THE NORTH FACE」の文字がカッコよく仕上がってます。

定番ロゴ。
左側にあるナイロンベルトは「デイジーチェーン」と呼ばれるパーツで、本格的な山登りではカラビナや紐を通して登山用具をぶら下げておけます。
ジッパー部分
ジッパーは安心安全のYKK製。
大きくて頑丈です。
側面
側面の両サイドには500mlのペットボトルや折り畳み傘を入れておけるボトルホルダーがあります。(雨避けの為の被せ/フラップ付き)
背面部
背面部のクッション性は厚すぎず薄すぎず標準的な印象。
ショルダー部分は太めのパッドを採用。
厚さはまあまあな感じです。
裏側は柔らかく、肩への負担を減らす設計です。
チェストベルトがあり、装着するとリュックの揺れが減り、疲労軽減に役立ちます。(上下にスライドさせて位置を変えられるので、体格に合わせて調整しやすい)

登山など、重い荷物を背負ってハードに動く時に役立つ。
なで肩の人でもチェストベルトを付ければショルダーのズレ落ちがなくなり、ストレスが減る。
上部
上部には手持ちできる取っ手が一つ。
持ち運ぶこともできます。
底
底は正面や側面と同じ素材が使われていて、なおかつ四角い形をしています。
自立力について
底部分は四角くて広いので、下に置いた時に自立しやすい。
自立力重視の方におすすめです。

中身が入っているかどうかに関わらず自立しやすい。
ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255のの機能性・ポケットレビュー
次に機能性や各部分のポケット・内部構造を見ていきます。
メイン収納
メイン収納は広々とした作り。
開口部は大きく開き、物の出し入れがバツグンにしやすいタイプです。
着替えやテキストなど、なんでも入る感じです。

リュック自体が四角い形状をしているから、同じく四角い形の教科書とかを入れると無駄なスペース(デッドスペース)を無くせて、場所を最大限に有効活用しやすい。
背面部には「15インチ以下のPC収納スリーブ」があります。

表面がフリースっぽい厚めでフワフワした素材の仕切りが使われている。
背面部のクッション性もまあまあ良いので、パソコンを保護する防御力は高い印象。
15.6インチのパソコンをソフトケースに入れた状態でもスッポリ入ります。
ソフトケースなしだと余裕があるので、16インチのパソコンでも入ると思います。
また、スリーブの下部はリュックの底から1~2㎝ほど浮いていて、パソコンを勢いよく入れても底まで行かずに止まるようになっているので、その点はメリットだと思います。

底つき感がない。
PC収納スペースの反対側には小物類を入れておけるポーチ/オーガナイザーが付いています。

ジッパーはYKK製。
ポーチは上にスライドすると取り外し可能です。
内部にはそこそこ広めの収納スペースとメッシュのポケットが2つ、あとキーフックもあります。
背面部も収納スペースとペンホルダーがあります。

リュックを置いて小物だけ持って出かける時や、物を手持ちしたい時に取り外して使えるポーチ。
結構便利。
上部にはメッシュのポケットがあり、ここにも小物類を入れておけます。
サブ収納
外側のフロント部分にも収納スペースがあります。
キャンパスノートを縦に入れるとこのくらい出るサイズ感。
横にするとすっぽり収まります。

深さ、広さが結構ある。
500mlのペットボトルを7本入れて、ジッパーがちゃんと締まるくらいの容量。
メインのスペースと分けて収納したい物がある時に使えるポケットとなっています。
ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255のメリット
ヒューズボックス2を使ってみて感じたメリットは以下の通り。
収納スペースが広大
収納や物の出し入れが超カンタン
作りが頑丈
防水加工
カラーのラインナップが豊富
収納スペースが広大
30Lのゆったり設計ということもあり、たっぷり荷物を入れられる。
多分このサイズ感なら日常使いは余裕で、旅行でも長期間ではない限り、収納量では困らないと思います。
収納や物の出し入れが超カンタン
メイン収納が大きめで入口も大きいので、収納や出し入れが超カンタン。

パカッと大きく口が開くから、入れるのも出すのもラク。
どこに何があるのかも把握しやすい。
収納スペースが多いと物がどこにあるのか管理しづらいという方や、大きめの物や四角い物を入れる場合には特に使い勝手が良いと思います。

小物類はポーチや上部のメッシュポケットに分けてしまえる所もgood。
作りが頑丈
1000デニールリサイクルポリエステルを使い、ジッパーもYKK製なので、作りが頑丈な印象。
水や汚れに強く、重い荷物を入れて運ぶ時にも安心感があります。

PC収納スリーブもフワフワかつ厚め!
底もしっかりしていて自立力が高い!
防水加工
防水加工が施されているので、雨に濡れても大丈夫な仕様。
この点はメリットです。
カラーのラインナップが豊富
10種類くらいカラー展開されているので、好みのデザインを選びやすいと思います。
ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255のデメリット
ヒューズボックス2を使ってみて感じたデメリットは以下の通り。
重量がそこそこある
止水ジッパーじゃない
背面部のメッシュがない
チェストベルトは少し細い&ウエストベルトがない
サイドポケットは出し入れしにくい
重量がそこそこある
約1065gの設定で、30L前後のリュックの中では割りと重い。
素材がしっかりしていて高耐久ゆえにこの点は仕方ないですが、軽さを最重視するなら向いてないと思います。

スクエア型でもう少し軽い方が良いならコールマンの「シールド 25」(約855g)や「スクエアバックパック30」(約720g)辺りの方がおすすめ。
止水ジッパーじゃない
素材の防水性は素晴らしいものの、ジッパーは止水タイプじゃないので、強烈な雨に打たれると徐々にジッパー部分から水が染み込んできやすい。
小雨程度なら全く問題ないし、傘を差せばほぼ対応できますが、絶対に内部を濡らしたくない場合は別でレインカバーを用意して取り付けると安心です。

普通のリュックと比べたら防水性はとても良いけどね。
背面部のメッシュがない
防水力を高めるためかわからないですが、背面部は特に通気性を高める作りになっていないので、メッシュのタイプと比べて少し背中に熱がこもりやすい印象。
防水力と通気性のどちらを重視するかは好みにもよりますが、個人的にはメッシュの方が良いと思います。
チェストベルトは少し細い&ウエストベルトがない
重い物を入れるのに適した頑丈な30Lリュックにしては、チェストベルトが少し細い印象。
また、ウエストベルトが無い所もデメリットだと思います。

普段ベルト類を装着しないなら全く問題ないけど、頑丈なベルトのリュックが良いならホットショット27Lやビッグショット33Lの方がおすすめ。
ヒューズボックス2のチェストベルト↓
ホットショットのチェストベルト&ウエストベルト↓
サイドポケットは出し入れしにくい
素材が頑丈なので、サイドポケットは硬めで物の出し入れがしにくい。
雨避けのためのフラップ/被せがあるのは良いですが、利便性は少し落ちる印象です。

シールド30やスクエアバックパック30はフラップはないけど、物の出し入れがしやすい。
性能を7項目で評価
性能を項目で評価していきます。
収納力:9/10点
大きな収納スペースが1つと、取り外し可能なポーチ、上部のメッシュポケット、フロント部分のサブの収納がある30Lなので、収容力はトップクラスだと思います。
背負いやすさ:8.5~9/10点
背中が当たる部分はまあまあ柔らかく、ショルダー部分のパッドは厚く作られているので背負い心地は良好だと思います。
また、チェストベルトが備え付けられている所も良いと思います。
機能性:9/10点
防水加工が施されている他、全体的に作りが頑丈だったり、しっかりとしたPC収納スリーブやポーチ、デイジーチェーンが備え付けられていたりと優秀な機能性という印象。
軽量性:7~7.5/10点
約1065gの設定はやや重めだと思います。
頑丈さ:9~9.5/10点
頑丈さはアウトドア用リュックの中でかなり優れている印象。
外側と内側の素材はしっかりしていて、衝撃に強く、耐久性が高いと思います。

ハードな使用に向いているタイプ。
デザイン・質感:9/10点
質感は高級な感じ。
大人気ゆえにカラーのラインナップが沢山あるので、その点も非常にメリットだと思います。
コスパ:8/10点
コスパは標準的。
もっと安いリュックは沢山ありますが、機能性が高く、収納力も良好で頑丈な作り。
そして何より信頼と実績のある「ノースフェイス」の主力リュックなので、決して高すぎることはないと思います。

高品質で長く使える逸品。
類似・競合リュックの紹介
ライバルリュックを紹介していきます。
ノースフェイス ホットショット 27L
幅30.5㎝×高さ50㎝×奥行20㎝、約920g、27Lのノースフェイスのベストセラーリュック。
四角い形のヒューズボックスとは対照的に、オーソドックスな形をしている大人気モデルです。

耐久性と背負い心地がバツグン。

ノースフェイス ビッグショット 33L
幅32.5㎝×高さ54㎝×奥行20㎝、約1㎏、33L、ベストセラーモデル。
ホットショットと同格の機能性を持ちつつ、一回り大きいサイズのリュックを使いたい方におすすめです。

ホットショットに並ぶ大定番。

ノースフェイス ヴォルト 27L
コスパと軽量性に優れた人気リュック。(幅30㎝×高さ47㎝×奥行18㎝、27L、約770g)
耐久性や機能性はホットショットに負けますが、もっと安くて軽いリュックを使いたい方にはおすすめです。

ベルトなどの装飾が少なく、各パーツの頑丈さもホットショットと比べるとそこそこな感じだけど、シンプルでスッキリとした見た目。
ホットショットやビッグショット、ヒューズボックスの約半額の価格設定。

コールマン シールド 30
コールマンの防水&スクエア型の「シールド」シリーズの30Lモデル。(幅30㎝×高さ48㎝×奥行17㎝、約970g、30L)
ヒューズボックス2に耐久性や素材の頑丈さは少し負ける印象ですが、価格は約半額で、100g程度軽いメリットがあります。

コスパに優れた防水スクエアタイプ。
一回り大きいサイズの「シールド35」や、靴を入れる収納スペースが追加された「シールド35 レイヤー2」も人気があります。

ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L NM82255はこんな人におすすめ
- スクエア型のリュックが欲しい人
- 広々とした収納スペースが欲しい人
- 物の出し入れのしやすさを重視する人
- 頑丈な作りのリュックが欲しい人
- 防水仕様を重視する人
- PC収納スリーブの広さや防御力重視の人
- 自立力重視の人
こんな人には向いてない
- 普通の形のリュックを使いたい人
- 軽さを重視する人
- 価格の安さ重視の人
物の出し入れのしやすさ、耐久性、防水性の高さが魅力の大定番リュック
今回は「ノースフェイス BC ヒューズボックス2 30L」のレビューを書いてきました。

物の出し入れのしやすさ、優れた耐久性と防水性が魅力のリュック!
大容量かつ頑丈な作りの超定番の人気リュックを使いたい方には合っていると思うので、試してみることをおすすめします。
では、今回は以上です。
【今回紹介したリュック&バッグ一覧】